釣り用語辞典(タ)

         
            
           
            
           

大剣(たいけん)

ヤリイカ系の細長いイカの中で特大サイズものを言う。

ダイビング

ペンシルベイトのアクション一つで、静止状態では自立し引いた時には水中にもり止めると浮上自立する。リトリーブジャークの時には潜らせる為に竿を下に向ける。大型のペンシルで回遊魚を狙う時はこのアクションを使う事が多い。

タイラバ

タイラバヘッド + ラバー部(スカートネクタイ+針)
上の2つのパーツからなる仕掛けのこと。元々は鯛を釣る漁具の鯛カブラだが、徐々に進化して現在の形になり今も年々進化中。着底したら「ただ巻き」をするだけで魚が食って来る。鯛釣りの仕掛けであっても根魚も含み釣れる魚種は多彩。

タイコリール

日本古来のリール。太鼓の様な形が名前の由来。落とし込み釣りヘチ釣りカセで使う片軸リール。横に90度回転させるとキャストも出来る物もある。

タイドグラフ

1日の潮の動きをグラフにしたもの。WEBやアプリで見る事が出来るが、釣り場に近い拠点のグラフを見なければならない。また干満差による潮の流れがグラフ通りにはならず、2~3時間遅れる事が多いので、その場そのば場のクセを覚えておく必要がある。

ダウンショットリグ

リグの種類の一つ。フッを結んだ下にダウンシンカーをセットするワームを用いた仕掛け。

田エビ(たえび)

淡水の小型で茶黒い色をしたエビ。川の藻にザルを入れて採る。メバルの好エサ。今はあまり見なくなった。

高切れ(たかぎれ)

ハリスリーダーが切れるのではなく、道糸(ライン)から切れる事。仕掛けの損失はもちろんFGノットの結び直しをしなければならずダメージが大きい。瀬ズレの場合は仕方が無いが、古いライン(道糸)を使っているとよく起こる。

抱き合わせ(だきあわせ)

針に2匹のオキアミを腹合わせにして掛けること。
反:背合わせ

抱き付く(だきつく)

イカ釣りで「食う」に相当する言葉。イカは口で針を食うのではなく餌木やスッテ餌木に抱き付いて釣れる為この様な言葉を使う。

叩き釣り(たたきづり)

1.カワハギ釣りの誘いのテクニック。
  竿の下を手の平で叩く様な小さな誘い。
2.鱸(すずき)の釣り方の一つ。叩きウキと疑似餌を遠投する。

タコベイト

蛸が泳ぐ姿を模したラバー製の疑似餌。タコベイトは日本古来のルアーでかなり昔から存在しており、また現在でも多くの漁で使われている。

タダ巻き(ただまき)

ジャークトゥイッチなどのアクションを入れずに一定の速度でリールを巻くこと。タイラバ釣りではこの「タダ巻き」を使う。また、ただ巻くだけで泳ぐルアーもある。

ダダ巻き

ルアーの回収の時の様に無アクションで無造作に速く巻く巻き方のこと。

立(だち)

底立ちから派生した言葉で水深を表す単位でメートル数のこと。
例:20立ならば水深20メートルのこと。

太刀魚(たちうお)

姿が太刀に似ている事からこの名が付いた。平たく細長く銀光沢で歯が鋭い。体幅の大きさを指何本と言う言い方で表す。大きな物はドラゴン級という言い方をする。

立ち込み(たちこみ)

浅瀬などで専用のスーツを着て足腰まで水に入って釣りをすること。
同:ウェーディング

タチパターン

タチパターンジグ

1.シーバス釣りベイトパターンの一つ。
  タチウオの幼魚を捕食しているシーバスの釣法。
2.小型の太刀魚の様な細長くシルバー系のジグ

タックル

1.ロッドリールラインリーダールアーの事。
2.釣り道具全般の事。
混同しやすいが、小物入れや道具入れをタックルボックスと言う事から仕掛けに使う小さなパーツも含めライフジャケットや帽子もタックルになる。ただタックルバランスの重要性を考えると「竿・リール・ライン・リーダー」をタックルと意味づけする事が多い。正確にはルアーも含むが、ルアーは頻繁に交換するので外して考える。

タックルバランス

ロッドリールラインリーダー の強度バランス。特にリーダーとラインのバランスは重要で合っていないとラインブレイクに繋がる。まずはターゲットに合わせたライン(道糸)の選択をし、それに合ったリールとロッドを選択する。リーダーはラインとのバランスに適合した物にする。

タックルボックス

1.小物入れ。
2.道具を入れるバッグ。

タテ釣り

中層でサビキでまずベイトを掛け、それをそのまま餌にして底層青物ヒラメを狙う釣法。
同:落とし込み

ダート

ルアーに不自然な横向きの動きのこと。トップではジャークや大きめのトゥイッチ餌木ではショートピッチジャークジギングではジャーク後のスラッグの状態の時、などのロッドアクションを行ってダートさせる。

棚(たな)

1.レンジ(層)のこと。
2.ウキから針までの長さ。

棚取り

棚を合わせること。ウキ釣りの場合はウキから針までの長さを調整する。船釣りの場合は着底後に糸ふけを取って張った状態から目標の棚まで巻き上げる。

棚ボケ

が外れていること。適正な深さで釣ってないため釣れないこと。

ダブルフック

1.二股になった針。
2.ルアーに付けるアシストフックが、2本で作られていること。

玉網(あまあみ)

取り込む時に魚をすくう網。
同:玉、ランディングネット、タモ

玉ウキ

球状またはナツメ型のウキ。ほとんどが中通しになっているが、ピンが出ているピンポンウキもある。浮力は「B」の表記で、同等のオモリ(ガン玉)を使用する。「全遊動」や「半遊動」などの釣り方もあって「フカセ釣り」の多くで使用されている。

ためる

掛かった魚が走った時、無理に引っ張ると切れるので、竿を立て反発力を利用しさらにドラグを回転も併せて利用し引きをこらえること。

タモ

取り込む時に魚をすくう網。
同:ランディングネット、玉網

タモ入れ

魚をタモですくうこと。
同:取り込み、ランディング

垂らし(たらし)

キャストするときの糸のあそび。
トップガイドからルアー仕掛けまでの長さ。

段打ち(だんうち)

ガン玉を複数個入れること。
が早く仕掛けが浮く時、仕掛けをはやく沈める為に段打ちする。

タングステン

80gの鉛とタングステン

オモリに使用する金属。比重は比重は19.30で鉛の1.7倍と重く硬度はダイアモンド並で非常に硬い。同じ重さなら小さくて硬いのがタングステンで沈みのスピードが速く引く時の水の抵抗が少ないのでアタリの感度が増す。ただし素材価格は鉛の4倍ほどなので根掛りしやすい場所では使用は避けたいところ。

ダンゴ

1.ダンゴ釣りのダンゴで、少し湿り気のある
  比重が大きい配合エサを握って作るダンゴ。
  付けエサを包み込むように握ってダンゴにする。
  底までエサ取りにやられず集魚効果もある。
  このような釣り方をダンゴ釣り・紀州釣りという。
2.付けエサに使用するダンゴ餌のことで、
  オキアミなどをグルテン粉に練り込んで作る。
  チヌの餌によく使う。既製品もある。